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ゆるくぬるくアイドルを応援しています。

私のようにいくつかのアイドルユニットを掛け持ちで応援されている方は多いと思います。

アイドルとひとくちに言っても、事務所が違えば売り出し方も違うので、応援のスタイルもそれぞれ違いますよね。今日はそんな話です。


ずっと男性アイドルといえばジャニーズ一本で、6年前スターダストの超特急に興味を持つまでは他の男性アイドルユニットにまったく目もくれなかった自分です。

超特急にはまったのは、単純にメンバーみんなお顔が綺麗だったからという理由。スターダストという事務所が元々は俳優をマネージメントする会社だったからですかね、あんなに綺麗な子たちを揃えてグループ作っちゃうのは大手芸能事務所ならではの手段だなと思いました。彼らがシャカリキに歌ったり踊ったりたまに変顔しちゃったりなんて、そんな努力している姿をみたら、好きになるまで時間は要りませんでした。

「お顔立ちが綺麗だから」ということに関して「ジャニーズだってそうじゃないか」と言われると思いますが(いや、実際に綺麗ですし)、ただジャニーズはどちらかと言うと、分母が大きい分、綺麗な顔立ちのタイプも様々で、どちらかというと「親しみやすい」という印象の方が強いと思います。タレント本人の意識とファンの応援が相俟って、みるみるかっこよくなるというイメージ。

スターダストの子たちは、いわゆる「学年に1人いるかっこいい子」という精鋭感を凄く感じるというか、ここ3年くらいで超特急より下にグループが出来たから分母も増えてきているけれど、超特急とDISH//がメインで活動していた頃は、本当に全員が癖のないイケメン揃いというイメージでした。お兄さんグループのPrizmaXも然りです。


前置きが長くなりましたが、このように第一印象が強く記憶に残るので、アイドルはグループ(事務所)によって「ああして欲しい」「こうして欲しい」と求める事柄が大きく変わるんです。


私個人の主観で例えますと、

ジャニーズはアイドルのお手本。アイドルたるものこうであるべき、というザ・王道のスタイル。応援するに当たっては、夢を見させて欲しい、引っ張っていって欲しいという受け身な応援スタイルです。一見新しいことをし続けているようですが、ジャニーズ事務所は、今までに築いた諸先輩アイドルの伝統をベースにパフォーマンスをする場面が多いので、お決まりの演出が必ずあります。それを「待ってました!」と喜ぶのです。

スターダストはタレントの平均年齢が低いため、本当に親視線で見守るスタイル。だから応援するときは、突如おかしな衣装でおかしなメイクをされた彼らがシュールなパフォーマンスをしていても「かわいい」や「斬新」「他に無いから逆に良い」と言ったコメントが飛び交います。ある意味怖いもの知らずといった感じ。

株式会社DDは完全ヲタクセルフプロデュースなので、ヲタク心理つき過ぎというか、「分かってるねー!」と有り難くなるパフォーマンスが多いので、ファンと気持ちがイコールになっています。本人たちが「次こうしたい!」ていうのと、ファンたちが「次こうなったらいいな」っていうのがリンクしていることが多くて、やっぱりそうきたか、と思うことが多いです。でも、そんな期待を良い意味で裏切って、遥かに上回るパフォーマンスをされることもあるので、がっしりと心掴まれています。


応援スタイルが違っても、最終的に行き着くところは「もっと知りたい」というところで、多分この先ずっとその気持ちが無くなることは無いんだと思います。